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国民体育大会第26回東海ブロック大会ビーチバレー競技会

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CEO TAKESHIです。 
7月24日(日)に行われた標記大会の結果を報告します。
会場となる掛川市大東ビーチスポーツ公園運動場は、海岸より少し中へ入ったリゾート温泉施設?に隣接し、周囲が芝生で囲まれた一角にあり、最大6面張れるビーチバレー専用コートです。(ビーチサッカーも出来るかも?)
数年前に静岡県バレーボール協会の方々の努力によって長年の夢であったこの施設の実現が可能になったそうです。海岸から少し中へ入り、木々に囲まれていることもあり、風の影響はあまりなかったようでした。また、砂もビーチバレーに適したところから運んで入れたそうで、(何処の砂かは忘れました)プレーをした選手の感想は、少し埃っぽいところは気になるけど、なかなかプレーしやすい砂ということでした。

さて、前日23日(土)に一緒に会場入りした愛知、岐阜で14時過ぎ頃から練習を行い、夕方宿へ向かいました。宿は、静岡県を除いた愛知、岐阜、三重の男女各県すべて同じ宿舎となり、お互い交流を深め試合の健闘を誓い合いました。

試合当日ですが、前日からの少雨が残り、どうなることかと思いましたが、ゲームが始まる頃には雨も上がり、曇りという選手にとっては絶好のビーチバレー日和になりました。
男子第1試合は、愛知県(中川、中村)×三重県(梶野兄弟)の我Bellonaのメンバー同士の対決でした。
お互い手の内を知り尽くしており、やり辛いところもあったせいか1セット目は途中までシーソーゲームでしたが、最後は実力、経験に勝る愛知県が押し切りました。2セット目は終始愛知県がゲームを支配し、そのまま逃げ切りました。
愛知県:2(21-17、21-13)0:三重県
 
第2試合は、静岡県×岐阜県(堀口、坪井)の対決であり、静岡県代表は、2年ほど前の静岡国体で上位に入っており、ビーチバレージャパンにも常連のペアです。対する岐阜県は、BellonaのCAPとまだ経験の浅い今年大学生になったばかりのフレッシュな組み合わせで、何処までやれるかが見ものでした。
ゲームは、やはり経験の少ない坪井が狙われ、なかなか思うようなプレーをさせてもらえず、実力の差を感じる戦いになってしまいました。でも、これからビーチバレーをやっていく上で非常に良い勉強になったと思います。
岐阜県:0(10-21、11-21)2:静岡県
 
さて、いよいよ決勝戦です。会場の雰囲気は静岡県×(愛知+岐阜県+三重県)連合といった感じで、役員はすべて静岡県の応援ですが、その他の選手一同はいつも一緒にプレーしており顔なじみのせいか全員愛知県の応援で、アウェーなのにホームのような乗りでした!
ゲームですが、1セット目は中盤までシーソーゲームでしたが、終盤愛知県が3点ほどリードしてこのまま押し切りたいところでしたが、敵も簡単にはあきらめず、最後はデュースの上逆転で競り負けました。
2セット目は、スタートもよく常にリードを奪い、最後までリズムが狂うことなく押し切りました。
さて、いよいよ最終セットです。この大会は、女子は岐阜県が棄権しているため総当りで25点1セットマッチで行い、男子はトーナメントで、3セットマッチで3セット目は15点(17点打ち切り)というルールで行われました。従って、スタートが肝心で2セット目のようにスタートダッシュで逃げ切りたいところです。ところが逆に静岡県にスタートダッシュを許し、常に3点ほどリードされる展開となり終盤を迎えました。
14:11もはやこれまでかと思われましたが、驚異的な粘りで追いつき、一時は15:14とリードしましたが、またしても逆襲に合い、最後は17:16で押し切られてしまいました。
終わった瞬間、会場のため息と拍手で何ともいえない感じがあり、この戦いが非常にレベルの高い、また、激しい過酷な戦いを物語っているようでした。
女子は実力、経験、日焼けした体で上回る三重県代表が安定した力を発揮し、危なげなく優勝を勝ち取りました。
男子静岡県代表、女子三重県代表の方、おめでとうございました!東海代表として本国体では是非上位目指して頑張ってください。また、負けはしましたが、他の選手の皆さん本当にお疲れさまでした。この悔しさを忘れず次に生かしてください。我々見ている方もこんな緊張感があり、息詰まる白熱したすばらしいゲームを見ることができ、本当に感動しました。ありがとう!
 
PS:試合が終わって隣接している温泉に入ったんですが、そこで静岡県代表選手と一緒になり、その強さの秘訣を見せ付けられることになりました。タンクトップの上からはあまりよくわからなかったんですが、贅肉が全くなく、鍛えられ引き締まったすごい体でした!
(決して男の体に惚れたわけではありません!)
 
というわけど、まさすけ選手の「う○こ話」で、道中はすごく盛り上がり、楽しい遠征ではありましたが、帰りは悔しさと疲れでヨダレを垂らしながらぐったりと寝入ってました。
本当にお疲れさまでした!