記事一覧

♪思い出はいつの日も雨~ VOL5-1 アジアサーキット連雲港大会(会場入り編)

 みなさんこんにちは。中川です。自分でもVOLいくつなのか忘れてしまうくらい久しぶりです。今回は10月5日から11日にかけて行ってきたアジアサーキット中国大会のレポート(出発から開会式まで)です。僕自身インドアを含め公式の国際大会に出るのは初めてで、不安と期待が入り混じって、かなりテンションが上がってました。
 
 今回のパートナーは東京の尾崎寛之選手。通称『プレイボーイ尾崎』、すばらしいスピードを持ったテクニシャン(もちろんビーチのスピードとテクニック!)です。尾崎選手とは18時に成田空港で待ち合わせだったので、5日の午前中だけ出勤し昼過ぎに名古屋空港へ向かいました。やみかけていた雨も出発時にはお決まりの土砂降り!傘を持っていくのが邪魔くさかったのでいきなりずぶ濡れになってしまいましたが、僕にとって雨は縁起物。いい出発です。
 
 成田空港で尾崎と落ちあい、20時30分の飛行機で上海に向かいました。無事上海の浦東国際空港に着き、もう一つの男子チーム井上(シンヤ)選手と中山選手のペアと合流しました。4人でタクシーに乗り僕たちの予約しているホテルに向かったのですが、このタクシーの運転がとんでもなく、クラクションを鳴らしながら猛スピードで他の車やバスをかわしていくので、かなり嫌な汗をかきました。ホテルに到着し、僕たちがチェックインをしてる隣で、予約のないシンヤたちが片言の英語で空室の確認をしていました。しかし、しきりに「ダブル!ワンルーム!」って言うもんだから、ホ○に間違われたらしく、中国人フロント達は苦笑いで、「君達もこの仲間か?」みたいなことを言われてしまいました。そんなこともありつつ、何とか部屋を確保し、この日は上海に泊まりました。
 
 さて、6日。この日は昼過ぎの連雲港行きの飛行機だったので、4人で少し上海観光をすることにしました。ホテルからベンツのタクシーに乗り、リニアモーターカーで市内に向かいました。中国のタクシーはベンツでも初乗りが10中華人民元(約130円)と非常に安く(しかも超スピード!)、リニアモーターカーは最高時速430km/hで添乗員が美人ぞろい!上海に行ったときはぜひお勧めします!
 
 上海のテレビ塔を見たあと、プロペラ機のような小型機で連雲港へと向かいました。40分くらいのフライトで連雲港空港に到着したのですが、飛行機を降りて一同びっくり!空港の小さいビル以外何もないのです。空港にピックアップに来てくれた協会手配のバスに乗った後も、時々小さな集落があるだけで、あとは西遊記のドラマに出てきたようなレンガ造りの家と、見渡す限りの畑(草原?)と小川が続くばかりでした。もう笑うしかなかった僕達ですが、ホテルと試合会場のある市内はそこそこ栄えており(名古屋市南区くらいか・・?)、ほっとしました。夕方にホテルに着き、この日はホテル周辺をぶらぶらしました。
 
 7日。この日は午前午後と2時間ずつ会場練習しました。会場は街中にあって、中国らしいアドバルーンがたくさん上がってました。立派なスタンドのある陸上競技場のフィールド部分をサンドコートにしたもので、メイン1面、サブ5面の計6コートありました。砂は赤土が混じった感じで、決して深くはなかったのですが、もっちりしてて足が疲れる感じでした。夕食時に前夜祭があり、その後組み合せ抽選会が行われました。僕達のジャパン1は中国2、香港、カザフスタンと同じグループに入りました。
 
 今回はここまでですが、中国に来て感じたことは、①クラクションがうるさい!もう鳴らした者勝ちで車でもバイクでも常に鳴らしてます。中国人はせっかちです!②空気・水が臭い!町中なんか変な匂いがしてます。あと屋台の匂いは強烈です。何の肉かわかりませんが、あれは絶対に食べれないですね。歯磨きもミネラルウォーターでしました。③自転車が多い!皆さんもご存知のとおりです。

今回はだらだらした内容になりましたが、次は開会式から試合編です。お楽しみに。写真は山ほどあるので、後でまとめてアルバムのコーナーに載せてもらいます。